【緊張の緩和】ウケるための3つ原則と笑いの構成要素~

知恵・知識

過去にスベッた経験からトラウマを抱え、このようなお笑い後遺症を抱えている人は多いです。この記事は、このような悩みを抱えた方々のトラウマ解消に役立つ記事となっています

笑いが生まれる原理原則とは?

なぜ人は笑うのでしょうか?

それぞれ笑うポイントは違えど、笑いが起きるメカニズムというのは間違いなく存在します。

例えばゴルフなどは、ルールや理論を理解し、技術を高めていけば面白さが分かってくるものです。ルールや理論を理解せず、技術も低ければゴルフは決して楽しくはなりません。仲間と共にプレーを楽しむくらいになるには、わずかな根気があれば充分です。

落語家の桂枝雀が唱えた「緊張の緩和理論」というものがあります。

人間は、緊張した精神状況から解放されたときに笑うという理論です。安心(緩和)という土壌に、ちょっとした緊張があることで、人間は思わず笑ってしまうのです。

そして、緊張し過ぎると笑いごとではなくなるので、笑いが生まれるにはいい塩梅である必要があるということなのです。この「緊張の緩和理論」は3つの型に分類することができますので、以下で見ていきましょう。

▶桂枝雀のお笑いの理論ーらくごDE枝雀 (ちくま文庫)

知的な笑い(普通でないこと)

緊張の緩和の3分類の一つに、知的な笑い(普通でないことというものがあります。

人間、普通なことが一番安心ですね。つまり「安心」=「緩和」です。

逆を言えば、普通でないことは不安なわけです。つまり「不安」=「緊張」です。

普通でないという緊張状態から、普通であるという緩和状態へ開放された時に、人間は思わず笑ってしまうというわけです。

情的な笑い(他人のちょっとした困り)

二つ目に、『情的な笑い(他人のちょっとした困り)』というものがあります。

人間、困っていないということが安心なわけですね。つまり「安心」=「緩和」です。

逆を言えば、困っていることは不安なわけです。つまり「不安」=「緊張」であります。

ここで少しだけ注意が必要なのは、他人のちょっとした困りごとであるということです。自分のことでは笑えないですが、他人のことだから笑えるのです。

つまり、いい塩梅である必要がるということです。

社会的、道徳的な笑い(他人の忌み嫌うこと)

三つ目に、社会的、道徳的な笑い(他人の忌み嫌うこと)というものがあります。

社会的、道徳的なことは安心です。繰り返しになりますが「安心」=「緩和」です。

逆を言えば、やや非社会的、非道徳的なことは不安なわけです。「不安」=「緊張」であります。

例えばシモがかったことなどがこれに当たりますが、これも度合いが過ぎてはとても笑ってはいられなくなります。

落語のオチの4分類

つづいて、落語のオチの分類について説明していきます。すべての落語のオチは以下の4つに分類に分けることができます

ドンデン(合わせ→離れ)

物事がうまく収まる(緊張)というようにみせかけて最終的に裏切る(緩和)オチです。
※「そんなあほな」とツッコミが入る

謎解き(離れ→合わせ)

物事が予想しない方向に行く(緊張)ことで不安をあおって、納得の結末に至る(緩和)オチです。
※「なるほど~」とツッコミが入る

へん(離れ)

突然に「変」不安な結末(緊張)が訪れるオチです。
※「そんなあほな」とツッコミが入る

合わせ(合わせ)

物事がすべてうまく収まる(緩和)オチです。
※「なるほど~、合わせに行ったな~」とツッコミが入る

お笑いの3つの構成要素

フリ

オチにつなげるための導入のことです。緊張を生み出すための構成要素として非常に重要な要素となります。

オチやボケ

フリでつくった流れに対して、急激に「違和感」もしくは「納得感」の落差を生み出します

フォローやツッコミ

オチやボケの存在や意味を確認します。フォローやツッコミがセットになって笑いが生じる場合が多いため、オチやボケを生かすも殺すもフォローやツッコミ次第です。

▶ウケる技術ーウケる技術(新潮文庫)

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