【2分で分かる】インターネット以来の革命と言われるNFTとメタバースは世界を変えるのか?

知恵・知識

2021年現在、NFTというワードが沸騰し、海外のみならず日本でも多くの企業がNFTビジネスに参画を表明しています。NFTはインターネット登場以来の革命になるとも言われておりますが、NFTとメタバースとは何なのか?どのように世界を変えうるのか?を整理してみたいと思います。

この記事で分かること

❶NFTとは何か?デジタル資産とは?
❷メタバースとは何か?
❸NFTやメタバースは新たな経済を生み出すのか?

NFTとは何か?

NFT(non-fungible token非代替性トークン)は簡単にいうと仮想通貨等で使用しているブロックチェーンの技術を活かして、ブロックチェーン上にトークンという証明書を作り出すものです。

その証明書とデジタルコンテンツの発行者、所有者、転売の記録とをつなげて、そのコンテンツを誰が持っているか、誰が発行者か、ということをデジタルの世界で証明できるようにした仕組みのことです。

【ブロックチェーンとは?】
取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」とされています。データの破壊・改ざんが極めて困難なこと、障害によって停止する可能性が低いシステムが容易に実現可能等の特徴を持ちます。

今までは、デジタルコンテンツは簡単にコピーができ、そのコピーの中でどれが本物か分からないために価値が付けづらいという特徴がありました。物理的なモノ、例えば車や家は所有権があり、価値が付けらている一方で、デジタルなモノは物理的なモノと違って複製が可能であり価値がないと思われていたのです。

しかし、それが証明書によって本物=オリジナルが分かるようになり、 唯一無二の価値を持つデジタル資産として価値をつけることができるようになったということです。

そして、それらのデジタル資産を転売する時に、クリエイターにロイヤリティが入るような設計もできるため、クリエイターを助ける仕組みにもなり得ます。また、取引履歴が記録されるため、買い占めて転売するなどの不正行為の防止にもつながるのです。

「Everydays – The First 5000 Days(毎日 − 最初の5000日)」

先日、Beepleというアーティストの「Everydays – The First 5000 Days(毎日 − 最初の5000日)」というNFTデジタルアート作品が75億円で落札されたことが話題を呼びました

世界的に人気のNFTコレクション “CryptoPunks(クリプトパンクス)”が達成した取引総額が77万5,000 ETH(約3,070億円)であり、現在NFTの取引額としては史上最高と言われています。

OpenSeaと呼ばれる世界最大のNFTオンラインマーケットプレイスでは、イーサリアムという通貨で決済されています

なぜイーサリアムが使われているかというと、スマートコントラクトと言われる、管理者や実行者を介することなく、データ改竄のリスクを下げる形での契約履行が可能になる仕組みが実装されているからです。

スマートコントラクトのメリットは、当事者間で交わされる契約書の締結など多くの作業が不要になるため、事務コストを削減できることです。

一方、契約内容を容易に変更できない点がデメリットとして挙げられます。自動化された契約にエラーやバグがあっても、そのバグを簡単に修正することは難しく、攻撃者がバグに気づけば攻撃の起点になる可能性があります。

【スマートコントラクトとは?】
ブロックチェーンシステム上で、規定のルールに従ってトランザクションや外部情報をトリガーに実行されるプログラムあるいはコンピュータプロトコルのことです。この仕組みは、自動販売機のように利用者が硬貨を投入し、飲み物のボタンを選択した瞬間に売買契約が成立するイメージに似ています。その履行履歴は、P2P のネットワーク上でブロックチェーンに記述されるため、契約の透明性が確保されているのが特徴です。加えて、仮想通貨の持つ非中央集権性も引き継いでおり、サービスの管理者が存在しない場合でも、消費者同士の資金の移動を自動処理するプログラムとして機能します。

メタバースとは何か?

そして、NFTと共に話題になっているのは、3次元仮想空間のメタバースです。

NFT系メタバースの流れは、NFTによって希少性を付与することで、メタバース内に資本主義経済のモデルを持ち込もうというものです。それによってメタバース内に人々が集まれば、NFTとメタバースが急速に発展すると予想されているのです。

【メタバースとは?】
オンライン上にある3次元の仮想空間のことです。ネットショップがメタバース空間になり、店内を歩いて商品を手に取り、仮想通貨(暗号資産)で決済するようになります。教育や余暇も含め、人間の活動のほぼすべての側面を網羅するところまでイメージされています。

facebookがMetaに社名変更した理由

facebookが2004年の設立から使用してきた社名を変える直接の理由は、メタバースの構築を優先するためです。

facebook創業者のザッカーバーグ氏は「メタバースの本格的な普及は5~10年後」と述べていますが、2021年だけで約100億ドル(約1兆1000億円)を投じました。

メタバースに一気に舵を切った背景には、Meta社が世界で36億人近い利用者を抱える一方、事業基盤を他社に依存しているという弱みがあります。また、facebookは高齢者のためのものと言われており、後の顧客基盤に大きな不安を抱えていることが挙げられます。

VRがもたらす空間の革命

VR(仮想現実)は人々がメタバースにもっとも没入感を得ながらアクセスできる手段です。

VRのヘッドマウントディスプレイを開発・販売していたOculus(オキュラス)を買収したMeta社は、過去5年間のうちにそれを解体し再構築を行ってきました。

そして、満を持して発表されたQuestは、時間をかけて練り上げたソフトウェアを用いて、設定と利用を限りなく簡単にしながらも、これまで構築されたものの中では最高のVR製品であり、VR市場の主流となることを視野に入れたものでした。

Oculus Quest 2 について

「Oculus Quest 2」は入門用のVRゴーグルの決定版として、高い評価を得ているVRゴーグルです。

最大の特徴は、パソコンやスマホを接続することなく、単体で利用できるスタンドアローン型だということ。それでいて、頭部だけでなく体の動きにも対応する高いトラッキング性能を有しているほか、映像視聴やVRゲームなども手軽に楽しむことが可能です。

NFTやメタバースが生み出す経済の可能性

ブロックチェーンやスマートコントラクトなどの技術を基盤として、NFTによりデジタル情報に価値が付けられるようになったことで、実際に新たな経済が生み出されています。とは言うものの、価値が付くデジタル情報がどれだけあるかというと、アートや音楽などに限定されているのが現状です。

それ以外で価値が付くデジタル情報はというと、ゲーム系のメタバースの中でのアイテムなどであり、ブロックチェーンや暗号通貨という技術を使って経済が生み出されると考えられています

メタバースの用途は、ゲーム、娯楽、エロ、教育、観光などが中心になっていきますが、一般消費者向けに広く普及するまでは行かないだろうという予測もされています。

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