トリュフ初心者も安心!日本でも楽しめる本格的なトリュフの味わい方

グルメ・旅

高級食材として知られるトリュフは、多くの人が一度は味わってみたいと憧れる存在です。

しかし、値段が高くて手が出せないという方も多いのではないでしょうか?

そこで、日本でも手軽に楽しめるトリュフの魅力と、本格的な味わい方をご紹介します。

トリュフについて

トリュフは西洋料理には欠かせない高級食材となるキノコで、世界三大珍味の一つとしても有名です。

その希少性から「黒いダイヤ」と呼ばれることもあり、人工栽培も安定しておらず、採れる場所も限られているため高値で取引されています

地面から上にカサを広げて生える多くのキノコとは異なり、トリュフは土の中に球形や塊状のキノコを作ります

トリュフは、樹木の根に共生して、樹木が光合成によって作り出した炭水化物を受けとって生育しています。

一方で、トリュフは土壌中に拡がる菌糸が集めた水分やミネラル分を樹木に与えているため、互いに利益を与え合う関係において共生していると言えます

実はトリュフには何十種類もあり、色も黒と白だけでなく赤褐色や灰色のものなど実にさまざまですが、大きく「白トリュフ」「黒トリュフ」に分けることができます。

生で食べることが多い白トリュフは、人工栽培ができないこともあり、黒トリュフより希少性が高く、価格も数倍するものがあります。

加熱調理して食べることが多い黒トリュフが、一般的にイメージされるトリュフでしょう。

トリュフはその独特の香りが、これまで日本人の好みには合わないためか、和食文化には重宝されず、日本人にはなじみのないキノコでした

トリュフの多くは、イタリアやフランスなどのヨーロッパの国々から輸入されたものであり、近年では中国からも多くのトリュフが輸入されてきています。

日本でも採れる!?国産トリュフについて

我が国においても、黒いトリュフが発生することが40年ほど前に発見され、イボセイヨウショウロと名付けられて図鑑に登場しています。

それ以降、多くの発生事例が知られるようになってきました。

国産トリュフであるイボセイヨウショウロ(黒トリュフ)やホンセイヨウショウロ(白トリュフ)は、北海道から九州まで広く分布しています。

大体はドングリのなる木に多くあり、実は日本全国の山で採取することが可能です。

|トリュフの探し方|

トリュフの基本的な生息地は、どんぐりが落ちているようなカシやコナラなどの混生林などで、黒ボクなどの土壌になります。土の中に埋まっているため、見つけるのが困難です。地面に這いつくばって、ひたすら手で掘っていくという地道な作業が必要になります。

どんなトリュフを買えばいいの?

フレッシュトリュフは数が少なく高価であるため、一般のスーパーなどではほとんど置いていません。

通販サイトなどを利用すれば、個人で購入することも可能です。

その場合、実物を見たり触れたりすることができないため購入には注意が必要です。

オンシーズンに買うということが大切で、黒トリュフは年間を通じて産出されますが、旬の秋から冬にかけてのものがもっとも上質で香りが強いとされています。

さらに、収穫地や販売者をしっかり確認してから買うようにしましょう。

TARTUFLANGHE s.r.l.

TARTUFLANGHE s.r.l.
タルトゥフランゲ社

社名の通り白トリュフの産地
ピエモンテ州アルバ県ランゲにある
世界屈指のトリュフメーカーです。
数あるこの地方のトリュフメーカーの中でも
取り扱うトリュフは最高品質で
多くの星付きレストランからも信頼され
世界中のグルメを魅了しています。

トリュフの調理方法について

香りが命のトリュフは、それ自体が主役になることはありません。

そのため、メイン料理の香りや風味付けに使われることが多く、チーズや生クリーム、バターなどと相性が良いです。

黒トリュフをスライスしたものを軽くソテーしてトッピングしたり、チーズリゾットの上にスライスしたりすると、香りとともに食感も楽しめます。

白トリュフは加熱せずに、そのままスライスして上品な香りを楽しみましょう

トリュフ調味料について

トリュフの風味や香りがうつったトリュフ塩トリュフオイルなどがあり、これらを料理に使えば、いつもの味が格段にリッチになります。

そのほかにも、トリュフビネガートリュフ醤油トリュフソーストリュフマヨネーズまであります。

トリュフ入り調味料は、通販のほかスーパーマーケットなどでも取り扱いが増えています。

価格も1,000円前後から手に入るため、まずはこちらから試してみるのもおすすめです。

ー白トリュフ塩ー

白トリュフの芳醇な香りが、肉料理やクリームパスタ、フライドポテトなどの味の濃い料理におすすめ。パラパラと最後の仕上げにかけるだけで、いつもの料理がレストランで出てくるような味わいに大変身です。

ー黒トリュフ塩ー

白トリュフと比べて、植物性の香りが特徴の黒トリュフは、オムレツやサラダにおすすめ。またカルパッチョの味付けも、黒トリュフ塩を使うだけで風味が増し、一段とおいしくなります。

ー白トリュフオイルー

イタリアのオリタリア社が製造販売する白トリュフオイルです。芳醇な白トリュフの香りをまとった油で調理するだけで、手軽にリッチな気分に。いろんな肉料理に使ったり、最後の仕上げにかけたりと、用途を選びません。

イタリアのシェフたちに最も使用されているNo.1ブランド “オリタリア社”
世界最高品質レベルの品質管理と食品安全規格を誇る、イタリアのメーカーです。